群馬県太田市大原のトータルビューティサロン『凛晏~りあん~』。完全予約制の女性専用プライベートサロンです。"りあん"とはエステ発祥の地フランス語で"絆"の意味です。お客様と美を通して固い信頼の絆を結んで行きます。


ヘナアートスクール


ヘナアートとは?


ヘナの歴史
ヘナは、ミソバギ科であるLawsonia inermis(学名)と呼ばれる多年生の低木の葉を乾燥させ、さらに粉末状にしたものです。
Lawsonia inermisの葉に含まれる成分は、髪や皮膚を染める作用だけでなく、傷や火傷に対する殺菌効果や治癒能力も持っています。
実際にヘナは昔から色々な病気を治療するために使われてきました。
ヘナにはタンニンと呼ばれる化学成分が含まれており、またの名をヘンノタンニン酸と呼びます。
ヘンノタンニン酸は、ハンセン病、天然痘、大腸ガン、頭痛、血液不足(主に出産時)などの症状を和らげる医学的な用途をもっています。
さらに細かい話をすると、ヘナの木に含まれる成分は、筋収縮、真菌性・細菌性の伝染病に対する治療に使われたり、またヘナの実は通経剤としての成分も含まれていると考えられています。エジプト人などはこの花を使ってオイルや膏薬、さらには香水をつくってきた(花の部分から)と言われています。

このように、治療薬としての役割を存分に果たすわけです。


文化としての役割
そして上記のような薬としての役割以外に、肌に描くアートとしての役割があります。
ヒンドゥー文化では、手や足に複雑で手の込んだヘナのデザインパターンを描画するという習慣は、充実した幸せな結婚生活を送るためのシンボルであると言い伝えられてきました。
この考えはヘナのカラーである「赤」に由来しているという言われがあります。
この「赤」という色は、一般的に幸先の良いものと考えられていることや、インドの花嫁のサリー(インド婦人がつける巻き布の衣服)の色も赤を基調としたものが多いのです。

ヘナは、ガネーシャ(長鼻・象面の知恵の神、Shivaの子)を祀るためにも使われてきました。
ガネーシャはあらゆる障害を取り去り、常にヒンドゥー教徒の結婚セレモニーの祝福をすることを懇願しています。
また、富と幸運の女神であるラクシュミーも、ガネーシャと同じようにみんなの幸せを願っているのです。

これらの歴史から解ることと言えば、幸運と繁栄を連想させる植物があるとするならば、「それはヘナの木に違いありません。」ということでしょう。


ヘナアートの描き方

さて、デザインを描いた後の話をしましょう。
ヘナは、主に以下の条件で「発色」と「デザインが肌に残る時間」が変わってきます。

ペイント後の放置時間
体の部位や肌の質
ペイントが行われる場所の湿度/気温
ペイント後、水に晒す(洗う)回数

(人の肌の質にもよりますが、少なくとも2時間、出来れば8時間おくと濃い色を出すことができます。)

つまり、人によって個人差が出てくるということです。
とても濃く描きたいという方の中には、ペイント後、描いた箇所を布などでカバーし、丸一日放っておく(そのまま寝る)人もいます。
これらを考慮した上で、放置時間を決めます。

ペイント後、時間が経つとヘナが肌上で乾燥し、爪で引っ掻いてぼろぼろと取れるほどになります。
そのまま全て取り除き作業終了となります。